第58章 過去の時間(殺せんせーversion)
クラスside
殺せんせーの話を疑う生徒はいなかった……
私達(僕ら/俺達)も・・・
茅野(カエデちゃん/あかりん)も……
全ての理由がつながったから。
殺せんせーが万能だったのも、どんな暗殺も知っていたかのように避けれた事も……。
雪村先生(お姉ちゃん/あぐりん)の死の責任を……、殺せんせーに求める生徒もいなかった。
2人とも・・・
苦しむ人を放っておかない先生なのを知っているから……。
「先生の教師としての師は誰であろう雪村先生です。目の前の人をちゃんと見て、対等な人間として尊敬し、一部分の弱さだけで人を判断しない。彼女から・・・そういう教師の基礎を学びました。先生はそれに自らの知識を足して・・・皆さんと向き合う準備をしました。自分の能力の限りを尽くし、君達に最高の成長をプレゼントする。そのためにはどんなやり方がベストなのか?考えて考えて辿り着いたのが先生自身の残された命を使った暗殺教室です。」