第58章 過去の時間(殺せんせーversion)
殺せんせーside
そうだ、何故忘れていたんだ
人間とは死ぬために生まれた生物
増して自分は夥しい人間を葬った殺し屋
呪われた死を迎えるのは・・・当然の義務だ
だが、せっかく手に入れたこの力
使わずに死ぬなんて勿体ない!!
「さよならです。あぐり。私はここを脱走する。」
「予定よりやや早いが、それでも充分なパワーを手に入れた。計算上はこの独房を充分破れる」
殺せんせーの身体は変化していく
「ダメ!!悪い事する気でしょ「死神」さん!!」
あぐりたちの事が柳沢のいる研究室でモニタされている
「私は・・・楽しいあなたと一緒にいたい!!」と涙ぐむ
柳沢はその様子を見ている