第57章 正体の時間(2)
「ゲホッ」
「殺せんせー!?」
「・・・平気です。たださすがに心臓の修復に時間がかかる。先生から聞きたい事があるでしょうが・・・もう少しだけ待って下さい」
「・・・先生・・・」
銃弾が殺せんせーを襲うがよける
あぶなっ。
「瀕死アピールも大概にしろ。まだかわす余裕があるじゃない。か使えない娘だ。自分の命と引き換えの復讐劇なら……もう少し良いところまで観れるかと思ったがね。」
「シロ・・・!!」
「大した怪物だよ。いったい1年で何人の暗殺者を退けて来ただろうか。だが……ここにまだ2人ほど残っている。最後は俺だ。全て奪ったおまえに対し……命をもって償わせよう。」
シロは顔を隠していた頭巾をとる。
不細工なかおー!…この顔さ……うん。
覆面を被り
声を変えた……やはりあんたかよ……
柳沢……。
「行こう、二代目」
と銃を撃った連れの肩を叩く
「3月には……呪われた生命に完璧な死を……」
連れの男は顔まで服を被って顔が分からない
どうせ、ブサイクなんだろうな……。