第57章 正体の時間(2)
「(言わせないよ茅野 全部演技だったなんて)」
ディープキスをし続ける……渚……
1HIT、2HIT、3HIT…
「(E組での思い出……皆で楽しく過ごした事 復讐しか頭に無かったなんて…僕が言わせない。)」」
渚の心の声が聞こえる。幼馴染みだからかな。
目で会話もできるし、思っていることも分かる……。
…14HIT、15HIT Critical
気絶したよ!!どんだけ……キスが上手いの??
渚……。
殺せんせーはあかりんの首の後ろにある触手を抜いた。
「これで……茅野さんは大丈夫になったんですか?」
「……ええ、おそらく。しばらく絶対安静は必要ですが」
私は少しその場を離れ、様子をみている。
気配を消してるから誰にも分からないと思うよ?
「王子様~、キスで動きを止めるとはやるじゃないか。」
と冷やかしているカルマと莉桜……。二人は一緒にならないほうが……いい。
「殺意を一瞬忘れさすには有効かと思って、茅野にはあとでちゃんと謝るよ。」
「キス10秒で15HIT。まだまだね。この私が強制無差別ディープキスで鍛えたのよ。40HITは狙えたはずね。」
……私のangel……苛めないで!!
イリーナ先生!
「ウム……俺なら25は固いぞ。」
前原は女たらしだもんね。
「もうやだこの教室・・・私も20は行くけどさ」
え??20もいくの??片岡さん……。
ちょっとびっくりだよ。後、このクラス……私も嫌なときあるよ??