第56章 正体の時間
カエデは……巨乳嫌いだもんね……。
あの子もそうだったよね??
『あかりん』……。
「イトナ君の時は焦ったよ。」
「確かに。焦ったなぁ。」
「うんうん!焦ったよ。結衣だけじゃないんじゃない?みーんな焦ったと思うよ!」
「また岡島君はこんなの隠して」
と雑誌を見つける。…………。
何で、あんなやつが……この教室に……。
ふと、殺意を感じだ。今までにない殺意だ……。
それに気づいたのか、渚と私がほぼ、同時に振り向く……
殺せんせーが、多分……触手に気がついた……
床には大きな穴が空いている……
殺せんせーは、その穴へ落ちていった。
「大好きだよ 殺せんせー……死んで?」
カエデ……いや、『あかりん』は、一緒に穴へ降りていった。
バコーーンッ。と音とともに、建物が壊れた。