第56章 正体の時間

「席を外したのはそういう事ですか、先生も手伝ってあげましょう」

「あはは……じゃあ頼っちゃおっかな。あちこち備品のスキ間に入りこんでてさ。だから……。」

「わかってます。こわれものも多いのでマッハでは拾いませんよ～。」

殺せんせーは、バケツに散らばったビーズをいれてる。背中がら空きだけど……殺せないよね？

「でも……これ片付けたら全部終わりだ」

「ほんと色々思い出すね。殺せんせーが初めてＥ組に来た時とか。」

「ヌルフフフ、あの当初は君達もド素人でしたねぇ～。」

「僕も最初に失敗したなぁ。杉野もダメで」

「その後カルマ君が来て、彼の事知らなくて渚に詳しく聞いたっけ？」

「イリーナ先生の巨乳には過剰に反応してましたねぇ～。」

「お互いにね」