第56章 正体の時間
結衣side
演劇祭も終わり、皆でもりあがっていた。
「結衣、渚……ちょっと良い?」
「「……??」」
倉庫に向かった、私達。
倉庫がどうかしたのかな??
「「あちゃー……派手にぶちまけちゃったね~。」」
「うん……片付けてたら手がすべって。川の表現に使ったビーズなんだけど、小道具会社からの借り物でさ。返す時に重さ量って足りなかったら追加料金取られちゃう。」
「いいよ。3人で拾おう」
「ありがとー!皆が暗殺の計画立ててる邪魔はしたくなくて……。それに、結衣は眠そうだったし!」
私は、そんな理由で……呼ばれたのかよ……。