第8章 修学旅行の時間
「結衣?どうしたの?」
「カルマ君!!いつの間に?」
「さっきから。ビッチ先生のことみてどうかしたの?」
「いやー、何か、面白いなーって。イリーナ先生みたいな人がいるから成り立ってる部分もあるよね。E組って。」
「確かに……。」
「てか、発車したけど……殺せんせーは?」
「そういえばいないね~。」
「ニュルフフフッ」
「「うわーーっ!!(きゃーっ!)」」
ギューーーーーーッ!!
「え??結衣ちゃん、どうした?」
「何で窓に貼りついてんだよ!殺せんせー!それに、結衣が驚いて泣きそうだよ!!」
「にゅやっ!!それはごめんなさい……。駅中のスイーツ買っていたら乗り遅れてしまって……。でも大丈夫です。保護色にしたので、鞄と荷物か張り付いているように見えるだけなので……」
「それは、それで変だよ!!」
……うぅ。怖かった。怖かった。
いきなり現れないでよ……。
お化けかと思ったじゃん!