第8章 修学旅行の時間
「結衣ちゃん??」
「……ごっごめん……//カルマ君……そしてありがと……/ /」
「いや……別に…//」
「結衣大丈夫?」
「うん!大丈夫かな?心配ありがと。渚。」
ただいまの座席は
渚 カエデ 杉野
業 私 神崎
って感じ……だから、とっさに抱きついちゃった……。
「ふぅ~。疲れましたね。目立たないように旅するのも大変ですね~」
「そんなバカでかい荷物持ってくんなよ。」
「ただでさえ殺せんせー目立つのに……」
「てか、外で国家機密がこんな目立ってたらやばくない?」
ポロ……。鼻落ちた……。
「その変装も近くで見ると人じゃないって分かるし……」
だって……タコだもん。そりゃー、人に見えないよ。
「まずはそのすぐ落ちる鼻から何とかしろよ。」
「にゅゃ!!凄いフイットかん!」
「顔の曲面と雰囲気にあわせて削ったんだよ。俺そーいうの作るの得意だからさ。」
……凄いねー。てかそもそもあんなに体が大きければ目立つよね……?よく人間じゃないってバレないよ……。