第47章 死神の時間(2)
「…いやでも犬の気持ち、ちょっと解るわ。あの人の笑顔メチャメチャ怖えーもん。笑ってたシーン思い出してみ。半分は人間を襲っている時だぜ?」
「「確かに!」」
うん。絶対に笑わせない方が良いよね??
怖いから絶対に怖いからね!!
「そう。普段は強い理性で押さえこんでいますが…烏間先生の真価はその奥に潜む暴力的な野性!!―彼もまた―…。」
烏間の上に、鉄柱や矢が放たれるがすべて受け止めた……。
凄い……才能が違うよ。まぁー、男だから、女の私より出来ること……多いけど……
私は……『演技』があなたより出来るね。
多分、カエデも……。『演技』をしてるよね。
だって……『あかりん』にしか……思えなくなってきちゃった……。
「この暗殺教室に引き寄せされた…比類なき猛者なのです。そして『死神』という殺し屋もこの短時間であれだけの罠を仕込むとは…知識・技術・機転全てが怪物レベル」
じ・・・人類最強決定戦!!……只でさえ、あの烏間先生……人じゃないかもしれないのに……
南の島で、スモッグのガスすっても歩けた人だし……。