第46章 死神の時間
「そう。君達と彼女の間には充分な絆が出来ている。それは下調べで確認済みだ。僕はそれを利用させてもらうだけ。」
「だから、誰だよ!」
なんで皆違和感ないの???!!!超違和感じゃん!!
「さっきから…うるさ……えっ??」
ガタガタ!!
一斉に立ち上がるクラスメイト……。
平然と……その人は、平然と教室に溶けこんで来たんじゃない?皆にとっては。
「僕は、「死神」と呼ばれる殺し屋です。今から君達に授業をしたいと思います。」
と微笑んだ。いやいやいや、受けたくないし!
「「(なん・・・だ・・・こいつ・・・)」」
クラスみんなそう思っただろう。