第2章 E組の時間
あー、渚と仲良くしてたからかー。
まぁ、後悔なんてしてないよ~?渚は私の大切な幼馴染みなんだもん!!
てか、遠い……。渚……こんな山道登ってんの?
ある意味天才だな。
「あれー?君……A組からの転入生?」
はぁー、疲れるわ~。体力ある方なんだけどさ、
山登り大っ嫌いだから……山だってだけでかなー?
「ねぇー!」
「うわっ!!!え??何??」
うわっ!赤髪だー。そしてイケメン~。
「だーかーら、A組からの?」
「え??あーそうだよ~。」
「ふーん。てか遅刻?来たくなかったの?E組に?エンドのE組に……」
笑顔……黒いよ?赤髪君……。
「んー?普段から学校行かなかったかな?今日は寝坊したの~。ふー。ついた。ばいばーい。」
渚と明日から通えるなんて~嬉しいな~。
起こしてもらえるし~♪