第4章 「先生」
──業「大丈夫先輩?」
──『3-E…あのE組?大変だね〜そんなことで因縁つけられて』
──業「うん?俺が正しいよ?いじめられた先輩を助けて何が悪いの?」
──先「いいや赤羽、月永。どう見てもお前らが悪い」
え・・・
──先「頭おかしいのかおまえら!3年トップの優等生に重症負わすとは!」
え、待ってよ先生
──先「E組なんぞの肩を持って未来有る者を傷つけた」
味方とか言っといて・・・
──先「彼の受験に影響が出たら俺の責任になるんだぞ」
そんなこと言っちゃうんだ・・・
やばい 死ぬ
──先「お前らは成績だけは優秀(ただし)かった。だからいつも庇ってやったが俺の評価に傷つくなら話は別だ。俺の方からお前らの転級を申し出たよ。おめでとう赤羽君、月永さん。君も3年からE組だ」
俺の中で 先生が死ぬ
ガシャン!!どかっ!!
業「!」
大きな物音に我に返ったらあいつの机が後ろの棚に思いっきりめり込まれていた
──先「ひっ!」
──『これ以上喋ったら殺す』
──業「…美桜?」
美桜の目は殺気に満ちてあいつの頭の上にペンを刺した
──先「ひいいぃ!!」
──『…カルマ行こ?』
──業「…うん」
美桜は俺の大切な恋人
ずっとそばにいてくれて俺を癒していれる・・・
だから・・・