第4章 「先生」
〈Side 美桜〉
『そうなんだ!すっごく美味しい〜!』
業「あ、ごめ〜ん。教員室で冷やしてあったからさ」
『(行ったんだ…)』
殺「ごめんじゃ済みません!!溶けないように苦労して寒い成層圏を飛んで来たのに!!」
殺「へー……で、どーすんの?殴る?」
カルマはジェラートを持っている私の手を引っ張り舐めた
殺「殴りません!!残りを先生が舐めるだけです!!」
『えっ!?カルマの間接キスとられちゃう!!』
殺「ニャヤ!そんなことしません!(アワアワ」
「俺の間接キス、美桜にあげる。はいあーん」
『あーん♡(パクッ』
殺「私のジェラートが!」
バチュッ!
対先生BB弾が床にばらまいていたのを知らずに殺せんせーは踏んでしまい触手1本やられてしまった
業「あっは〜まァ〜た引っかかった」
カルマはBB弾を散弾したが全て避けられてしまった
そして立ち上がり私の手にあるジェラートを奪った・・・!
私のジェラートが!!
業「何度でもこういう手使うよ。授業の邪魔とか関係ないし…それが嫌なら…俺でも俺の両親でも殺せばいい」
殺「……」
カルマは殺せんせーの服にジェラートをぶつけた
業「でもその瞬間からもう誰もあんたを先生とは見てくれない。ただの人殺しのモンスターさ。あんたという「先生」は…俺に殺されたことになる」
カルマの目が狂気に満ちていた
業「はい俺と美桜のテスト。多分全問正解」
殺「!」
業「美桜行くよ」
『あっ待って!』
業「じゃね「先生」〜明日も遊ぼうね!」
カルマは殺せんせーにテストを渡し教室を出た
私はカルマと自分の荷物を持ち殺せんせーにお辞儀をした後カルマの後を追った
『カルマ待ってよ〜えい!(ピョン』
業「うわ!」
歩いているカルマの背中に飛びついた
『捕まえた!』
業「美桜…首絞まってる」
『私のジェラートとった罰だ!』
業「ごめんごめん、駅近くの人気アイス買ってあげるから」
『やった!カルマ大好き〜!』
業「じゃこのまま駅に行こっか」
『えっ恥ずかしいから降ろして!』
業「ダメ〜」
『カルマ!///』
抱っこされたまま駅へと向かった