第5章 戦闘訓練開始
すんごいマイペースで、かと思えば…
ある時は熱血で、ある時はしょぼくれて
しょぼくれ時↓
恵土父「恵土に嫌われたかな;(ずううん」
相澤「俺に修業つけるんじゃなかったんですか?」
熱血時↓
恵土父「さあ!!
恵土が頬ずりしてくれたから元気100万倍だ!!(ぐっ!!)
死ぬまで特訓行くぞおおお!!!!(くわっ!&ゴゴゴゴゴ」
相澤「絶対泣き落されてやったな、恵土)
解ったからぱっぱと始めて下さい」
まあ、はっきり言えば……
感情の浮き沈みが激しい人であると同時に、親バカだった。
勝負事になると真剣な表情を浮かべるくせ
娘を前にすると、『可愛い子でちゅねえ~^^♪』
すぐ抱き上げながらすりすりしまくってキスしまくってる;
あれは初見ながらに引いた。
いや、誰でも引くか←失礼
まあ、そんなこんなで…
お隣さんとも仲が良くって、大変ご満悦のようにも思えたんだが
恵土父「相澤、一つだけ問題があるんだ。
聴いてくれないか?(真剣」
相澤「?」
恵土父「お前、恵土の弟になってやってくれ」
相澤「お前がなれ(きっぱり」
恵土父「だってしょうがないだろ!!!;
俺たちの間にはもう子は出来ないの!!;
俺の個性、後でだけど分かっただろ!?;
生まれてくる子に、祖先の個性を全て受け継がせる個性だぞ!?;
それからというものの…(泣き震え)
子のもとが出なくなっちまったんだよおおお;(ぶんぶん」
相澤「知るか」
俺の両肩を掴みながらぶんぶん振るな。
そしてわんわん泣きわめくな、みっともない。
勝己「恵土の父親、本当にプロヒーローなのか?」
恵土「うん。
オールマイトと戦って勝ったこともあるらしいよ」
相澤「事実らしいが事実とは認めたくない」
何でこんな奴が?
そう思わざるを得なくなってしまっている。
が、実際の所…
咄嗟の状況判断、次の動き、それらの繋げ方、
瞬発力、行動力、敏捷性…
全てが、今までのプロヒーローを軽く凌駕していた。
実際の所、それ以外の個性はなく
実質上、戦闘において個性は全くないとも言えるため
無個性のプロヒーローとして通っていた。
本当に…
何で、俺が小さい時に憧れていたのか
その昔となっては、疑問に思える。