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越えてゆく者【ヒロアカ】

第5章 戦闘訓練開始




恵土「なんだかんだ言って優しいよねえ。イレイザー」

相澤「何の話だ?」

恵土「大丈夫だってのに」


その言葉に、俺は合点がいった。


あの時言った

『お前の体は、もう…』ってことを指摘しているんだろうと。



といっても

それに関しては、ずいぶん前に言われたことだがな。



相澤「ああ、そのことか)……

人間の細胞の分裂回数は決められている」


恵土「………」


そう呟くと、恵土は遠い目をして向こうを見ていた。



相澤「…

お前は、幼い頃からの鍛錬で

確かに強くなった。


だが、お前がしてきた
度重なり続けてきた、尋常じゃない鍛練によって

確実に、お前の寿命をむしばみ続けている。



抜けきれない疲労、心労、

自殺による、幾多にも重なり続けた細胞の死…


強力過ぎる個性の反動による、急速な崩壊。



そして…

お前の寿命は、む」


続きを言おうとした矢先、口をふさがれた。


恵土「SHUT UP!

野暮なことは言いっこなし^^」


10年前、俺たちは出会った。

だが、やっぱり代わり映えのしない笑顔だな。



その昔、とあるヒーローがいた。


ヒーロー名は、『エクシード(EXCEED)』。



俺の師であると同時に

無個性でありながらプロヒーローとして名を馳せていた、唯一の存在だった。


意味はそのまんまで、『超えてゆく者』…



本人曰く、『カッコいいだろ?b(キラン』

恵土「かっくいーー!!^^//♪」


散々娘の自慢した上で、引きずられてきた時は何かと思った;



恵土「私、お父さんとお母さんと結婚したい!!」

勝己「何言ってんだ!!
3歳の時に俺と結婚するって約束したろ!!」

ぎゃいぎゃいガキどもがわめくわ;


恵土母「そう言えばその時のビデオがあったわねえ^^」

勝己母「あー。あったあった(微笑)

どこにしまったかな~?(ごそごそ」

母親たちは勝手に話し合うわ;


恵土父「俺の娘可愛いだろおおお//(ぱああ)

相澤あ
かわういいいいって言ってえええ^^//♪(すりすり」恵土をハグ
勝己「死ね」
恵土「うじゃい」
恵土父「ガーン!!)・・;」


まあ、至極当然の反応だろう(溜息)


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