第5章 戦闘訓練開始
恵土「四捨五入して0秒じゃん!;
ギリギリセーフじゃん!!;」
相澤「ギリギリアウトだ」
恵土「む~」
瀬呂「あ~。恵土」
恵土「ん?」
瀬呂「なんか、無粋なこと言ってスマン;(ぺこり」
片手を目の前に持って来ながら、恵土ちゃんへ頭を下げた。
恵土「?何のことか解んないけど気にすんな。
誰でもやるぞ、そういうこと。
謝ってる時点で、わざとじゃないのは解ってるから
そんなに気にすることはないよ。本人が言うんだし」
瀬呂「あ、ああ。ありがとな^^;
そう言われると、ちょっと楽だ;(苦笑」
恵土「誰でもやるやる。
私なんて、その場で指摘されなかったから解らずじまいで
わざとやったんだって言われて、ずっと何年も責められ続けて
ずっと孤立させられたままだったぞ?
まあ、それはどうでもいいか」
((いいんだ;))
恵土「かっちゃんについても
私、横暴だかなんだかいろいろ言ってるぞ?
本心からだし、そういうとこもひっくるめて好きだから謝らないけど」
『!!??;』
出久「!?・・;
(どさくさに紛れて暴露した!!;」
恵土「あ。
じゃあ、今から趣味発表するからそれで遅刻無しにしてくれない?」
相澤「いいからぱっぱと席つけ」
恵土「えっと…ん~。
あ!趣味はイレイザーイジリです!^^」
相澤「あっはっはっ^^
そうかそうか」
恵土「頷く)うん!^^」
『…(だらだら』
『何言ってんだこの人たち!!;』
冷や汗をだらだらと流しながら、そう思った中…
相澤&恵土『あっはっはっはっ^^』
その僕等の心中とは裏腹に、一緒になって笑っていて
相澤「とっとと座れボケ!!・・(くわっ!」
ばきぃ!!!(相澤が右拳で、恵土の左頬を殴り飛ばす)
どったぁん!!!(自席の椅子に着地)
あ…;
殴り飛ばされて、ちょうど座る形に収まった;
自分の席に…
八百万「だ、大丈夫ですの?;(こそこそ」
恵土「だ…大丈夫じゃないけど大丈夫;(ぴくぴく」
轟「それは大丈夫といえるのか?;」
心配そうに恵土ちゃんを見つめる中
相澤「あー。ホームルームを始める」
((このタイミングで!!??;))
驚く僕等をよそに、ホームルームは始まった。