第30章 永遠に

仮免許試験当日…

突如として、現れた人がいた。


切島に謝っていたらしいが

私を見つけた途端、走ってきた。



どだだだだだだだだだだだだ


凄まじい土煙と共に走ってくる姿に



恵土「！

なんだ！！？？・・；（ぎょっ！！」


すんごい驚いてぎょっとした；



夜嵐「感動したッス！！」

恵土「…はい？；」


夜嵐「宿敵！！仇！！

それでさえも思いやり、慈しむ姿！！


まさに女神っす！！」

恵土「えと…ありがとう？；」


夜嵐「あとでサインください！！」

恵土「は、はい；」


夜嵐「握手してください！！」ずいずいっ！！

恵土「はい！；（ビシッ！！」気を付け！


なんか怖い…；



後に聴いたところによると

私が空無にしたことを、全部聞いたらしく


それを映像化されたのが、伝播されているらしい。



だが…

その後、第一次試験で……


私は、彼の技の直撃を受けた。



恵土「おいおい、危ないぞー！」

夜嵐「！！？

あの直撃受けて平気なんすか！！？？」


恵土「おう！


ま、その攻撃はいいとして…

たくさんのボール、ありがと！」


そう言いながら、周囲へ風を展開



恵土「風神×風神！天神！！

暴風羅刹！！」


一瞬で光速を超える風で直撃させ、合格した。

それで200人の不合格者を出してしまったらしい…



恵土「ありゃ、やり過ぎたか；」

ビルも全て瓦礫の山となってしまった；

夜嵐「おおおおおお！！！！//（大興奮」


恵土「…機会があったら、戦おうな！^^」

夜嵐「はい！！//（微笑」気を付け



その直後…

なぜか、三つのターゲットが同時に光った。



恵土「えええええええ！！！？？；

まさかの落ちた！？落ちた！！？；


脱落したああアアアアアアアアアア；；」


夜嵐「お、落ち着いて下さい！！；（あわあわ」


言い忘れたが、ルールはこうだ。



ターゲットとなる的が三つある。

それを好きな部分にはっつける。


その的は当たれば点灯し、三つやられれば脱落。




＝（イコール、すなわち）


恵土「脱落しちゃったんだアアアアアア；」頭抱え

夜嵐「一旦落ち着きましょう！！！；」あせあせ



その叫び声は、瓦礫の山にこだました。