第30章 永遠に
それを聴いた、脱落者たちは…
「何言ってんだ?;」
「さあ?;」
虚しそうに、会話していたそうな;
恵土「おごってもらえるはずだったのにいいいい;」
だんだん!!
『g
恵土「タコ焼きお好み焼き焼きそば焼肉
『k
ジョーズにロースにイカ焼きヒラメ;(しくしく」
『き
夜嵐「そんなに食べるんすか!?;」
『聴けやあああ!!!!!!!!
はよ移動せい!!
合格だって言っとろうがあああ!!!!;』
きいいいいいいいん
そのすんごい大声に、私たち二人は吹っ飛び
鼓膜が破れそうになった;
恵土「…へ?;
(ターゲット(的)から声?;」
夜嵐「びっくりした;」
耳押さえながら呆気にとられてると
合格した人が集まる場所へ移動させられるらしく
大声でがなり立てまくられた;
致し方なし;
その後、夜嵐イナサと話し合って
数十分が経過してから、退屈になっていた;
そしてやっと来た雄英生
それはショートだったわけで…
恵土「ぱあああ)…
ショート!ショート!!ショート!!!(にこにこ」
ぴょおん!ぴょおん!とジャンプしながら
飛びつき、抱き着いて祝っていると…
焦凍「はしゃぎ過ぎじゃないか?;」
ぽんぽんと背中を軽く撫でられツッコまれたが、意に介さなかった。
そしてかっちゃんの時は
嬉しさのあまり天井を突き抜けた。
『こらあああああああああ!!!!!』
ターゲットを介して怒られたのは言うまでもない;
恵土「ちーん)…すみません;(しょぼん」
『もう少し冷静さを持ってだな!!(がみがみ』
正座しながらがみがみ説教を受けた;
焦凍「珍妙な光景だな;」
二次試験は救助試験、ヴィランの遭遇も込みだった。
んでもって、一次試験クリア後…
デッ君が、かっちゃんに珍しいことを言われたらしい。
「そんな『力』がありゃ、当然だ。
『借り物(かりもん)』…
自分のモンになったかよ」
と言われたらしい。
きっと、少しずつ認めてくれているんだと解釈し
伝えると…
出久「え~でも(ぶつぶつ」
デッ君はグニャグニャと考えまくっていて
私はそれを、微笑ましく見ていた。