第30章 永遠に
そうして、雄英は寮生活に変えられることになった。
完全に治癒するまで2週間かかり
それまで私は寝たきりだったため、後でイレイザーから伝えられた。
恵土「ってえ!?;
私まだあっちの家に住んだばかり!;」
相澤「しょうがねえだろ。
お前は除籍なしな」
恵土「意味分からん!!;」
かっちゃんを救けに、5人が勝手に行動したとかで
耳郎、葉隠、かっちゃん、私以外を
本来なら(オールマイトがヒーロー引退しなかったら)、除籍していたとのことらしい;
イレイザーは責任を取って辞めさせられると思ってたらしいが
実際はそうじゃなかったらしく…
とにもかくにも寮生活で……
初めて見物した天蓋付きベッドに大興奮したり
恵土「あのふわふわ…(じー」
八百万「あの、恵土さん?;
(嫌な予感が…;」
恵土「トランポリン!!」びょん!!
切島「!!
誰か止めろおおおお!!!;」
天蓋でトランポリンしようとした瞬間、止められた。
恵土「飛ばずには!!飛ばずにはあああ!!」尻尾ぶんぶん
『落ち着けえええ!!;
耳と尻尾生えてる!!;』
全員で押さえ込まれた。
恵土「だ、大丈夫…
何とか、踏みとどまった(ぷるぷる」
『絶対嘘だ;一時的なもんだけだ;』
焦凍「よだれでてんぞ。
あと目が血走ってる」
『ナイスツッコミ!』
恵土「大丈夫…
何とか踏みとどまる!!(ぐっ!」
麗日「あ、耳と尻尾が消えた」
頑張って衝動を押し殺しながら、部屋見物させてもらった。
部屋王は既に決定した後だったらしい。
なんてなことになりつつも…
仮免許試験まで、中断されていた修業は
『個性』を伸ばしつつ必殺技を編み出す圧縮訓練となっており
続いていった。
そして私だけ出遅れた;