• テキストサイズ

越えてゆく者【ヒロアカ】

第30章 永遠に





ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…


規則的な電子音と、消毒の臭い…



二日経ってもなお

治らないほど、酷使された怪我…


それらが、全てを物語っていた。




尋常じゃない、激し過ぎる戦闘だったことを…


そして、神野区で

オールマイトとオールフォーワンの戦闘が起こっていることを感じた。




が、その次の瞬間…



ばりぃん!!


恵土「!!」



突如として割れた窓に、目を向けると…

空無がいた。



空無「…」


がしっ!!

恵土「ぐっ!」



どごぉ!!


再びふっ飛ばされた。



恵土「ここ…確か、長野県だよな?

っていうか、何で公園!;)


げほっ!!

(また派手にふっ飛ばされた;」



がっ!!!!


恵土「くおっ!」



空無「理解、出来ない。

理解なんて、したくない!!」


がぎぎぎぎぎぎぎぎっ!!



再びまた戦闘になり…

恵土(やばい!!
このままじゃ民家にまで迷惑を!)


咄嗟に結界を張った直後


「?

何してるの?(きょとん」


公園に幼子が迷い込んできた。



恵土「!!」

空無「死ねっ!!!」


ざしゅっ!!


咄嗟に身を盾にして

即座に子供を結界内へと押し込んだ直後、心臓を空間ごと貫かれた。




恵土「がっ…は…っ」

ばた


地面に倒れ伏しる中

これは夢じゃないってことだけは、はっきりと解った。



空無「っ…

何で…」


そう俯く姿は、泣いていた。



何に対しての疑問かなどは、解らない。




でも…

何らかの、感情の変化があった事だけは……


なんとなくだけど、解った気がした。



/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp