第4章 幼稚園時代
勝己母「遅い昼ご飯になっちゃってごめんねえ(苦笑」
切島「いえいえ。気にしてませんよ^^(もぐもぐ」
轟「少し遠慮したらどうだ?;」
恵土「あはは^^;」
勝己母「恵土ちゃんの場合
主張をなかなかしないから誤解されがちでねえ^^;
悪いことをして気付かなかった場合
悪く言われて、散々何年も責められ続けておしまいなのよ。
謝るだけで
その何年もの時を重ねた想いが切られるって、勝手に終わらせてね。
そんなんだから嫌気差すんだよ、人間に。
はあ(溜息&肘をつく」
恵土「まあまあ^^;
今は幸せなんだし(苦笑」
御飯がまずくなることは避けたい私である;
勝己母「そう?ならいいけど。
あんた達、これから恵土ちゃんのことよろしくね^^」
切島「任せて下さい!!(どんっ!!」胸叩く
勝己母「あんた粋いいねえ(微笑」
ワイワイと盛り上がっていくこと、数分。
10分ほどかけて、私たちは食べていた。
恵土「ごちそうさまでした(ぱん!」両手合す
それから、再びビデオを見た。
ずさぁっ!!
勝己「!大丈夫か?」
それに冷や汗を流しながら尋ねてくるかっちゃん。
その時のかっちゃんは、個性のことも聞いていた。
崖の下で、聴いた。
というのも、また昔の話で
うっかり落ちた時、幼稚園の体験入園の件も含めて話した。
どれだけ怖かったのかも、ちゃんと知ってる。
そんな中
傷を一回見てから目を離し
再び見る時には、既に治っていった。
恵土「こんな力、解ったら…
また、化け物って言われるっ(涙目&震え)
怖い。怖いよ…」
つまづいてから、涙を浮かべながら震えまくってた。
怪我をしたことにじゃない。
怪我をして、それが急速に治ったことに。
それを見た奴らに、ひどい目に遭わせられたのは明白だった。
そんな中…
幼稚園の先生が、声をかけてきた。