第26章 これからの道
だから…
一番の方法は
きっと、私にぶつけさせることなんだ。
どちらも、傷付かない為に…
どちらも、傷付かないように……
どちらも救済して
どちらの、幸せを感じて笑ってられる未来も護る。
それが…
私の決めた道だから。
誇れる自分として
再び、死んだ両親に会った時
また、一緒に笑い合えるように……
そう思いながら拳を握り締めていると…
周囲は、私のことなんてそっちのけで;
職業体験4日目、ガンヘッドんとこ確かに行ったな。
参考になるとかで、24時間ぶっ続け修業をビデオでとられたっけ。
「12倍遅くしないと動きが見えないんだよ!(拳握&半ば興奮気味」という麗日に対して
周囲が『すっげー!!』
『キラキラ)おおー!!!』って騒いでる。
一つ一つの動きに全く無駄がなく
せわしなく画面内で二人が動きまくっており
幾度となく、数え切れないぐらいぶつかり合い続けていた。
それでも
その当時(4日目)、修業は組手Onlyで
装備の空気圧縮以外には個性は使わず=風だけで
物質や飛行するほど圧縮するのは禁止って感じになってたけど;
出久「くれない!?//(キラキラ」ずいいいいいっ!!!
興奮し過ぎ!;
麗日「う、うん;(汗)
でもLineだと用量が超えちゃうし…
うーん、赤外線とかでもいい?」
出久「うん!!//(ぱああ」頷
切島「あ、そうだ。
いっそのことならブログ作らねえ?
クラスメイトだけ入れるって感じの、戦闘考察専用!」
瀬呂「お、いいじゃんそれ!」
蛙吹「その方がやりやすそうね」
麗日「じゃあA組戦闘考察ブログってことで。
動画のデータ、50個ぐらいあるからはっつけとくね。
4日目分しかないけど」
皆『十分多い!!;
多過ぎる!;』
ちなみにいうと
ガンヘッドは、エージェントの指南をたまに受けているらしい。
おまけに、そのエージェントが
エクシードの師であり親代わりだということも伝わった。
(これのみに関しては要内密と説明し、口止めした)
ただ
こういう動き方があるんだという見聞は拡がったものの
あまりに高レベル過ぎて、実現不可能だったそうな…