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越えてゆく者【ヒロアカ】

第24章 職業体験(初日)





恵土「ショート、ごめん;

その気持ち、答えられない;;」

焦凍「ああ、知ってる(微笑」
恵土「!!

え?(きょとん&ぐすっ」顔あげる


焦凍「…俺は…

少しでも、頼っていいんだと伝えたかった。


すがる場所は、今まで爆豪ぐらいしかいなかったかもしれない。



だが、今は…

ここにもあることを、忘れないでくれ。


友達っていうのは、そういうもんだろ(微笑」


そう笑いかけながら

すがるように握り締めてきた手を、優しく撫で


瞳を覗き込むと…

また、涙を浮かべた。



恵土「ぶわあああ)っ…

ショー…トっ;」

焦凍「大丈夫だ。

その答えで、今までの態度を変えるつもりはない。


好きという想いも、恋い焦がれる痛みも…

お前の全部が、好きだ(微笑」


そう抱き締めた。


それに恵土は、涙を流しながら抱き返してきた。



恵土「うっ;

うああああああああっ!!;」

焦凍「…いつでも、安心して縋って来い。

俺も、そうしただろ?母の見舞いの時^^」

恵土「うん;;

うんっ!!;;」


涙ながらに、必死に頷くそれを見ながら…

その頭を撫でて



焦凍「くす)…だからほら。

嬉しいんなら笑え^^」


両手で両頬を優しく包みながら、額に額を優しく当てた。


恵土「ひっぐ;だって…

ごれ、嬉し泣きいいいい;」

焦凍「苦笑)…ふっ。

そうか…ならいい(微笑&ぎゅうっ)


気が済むまで泣いて

それから笑って、職業体験に行くぞ」


それが俺にできる、唯一の愛情表現…



だが

恵土「わがっだああああ;びえええええ;;(滝涙」


泣きじゃくるのは初めて見たな;←初経験



大丈夫か?;あんなに涙を流して;←心配してる


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