第24章 職業体験(初日)
国宝をも超える代物が、一夜を明ければ完成される。
その間、私は言われるがままに寝ることになった。
でも、その前に私は
私が持ってたエネルギー全てを送った。
エージェントの力を強化することで
力になることができるから…
晩ご飯を自分が作って食べさせて
それから自分も食べてから、ベッドに横になると…
不思議と職業体験に行く前の出来事が思い返され、そのまま眠りについた。
職業体験、前夜
轟家、道場(というより、訓練場)
恵土「よし、動き凄くよくなった^^」
焦凍「…ありがとな(微笑」
ちなみに言うと
修業の件を知ると、エンデヴァーが羨ましがってたらしい。
焦凍「本当に、助かった」
恵土「いや…
私ができたことなんて、大したことじゃないよ……
(ろくに、救けることさえもできないんだから」
そう思い悩んでいると…
ぺちん
焦凍「…(微笑」
恵土「!」
ふいに、右拳を左頬にぶつけられた。
焦凍「十分、救われている。
お前のおかげで、学校生活がとても楽しいからな(微笑」
恵土「!!…(じわあっ」涙目
そう言われた直後
突如として、視界が白に染まった。
嬉しくて、自然と溢れ出てきた。
焦凍「!おい?(汗」
それに慌てた表情の焦凍に
私は思わず…
恵土「気にすんない!」
ばぎぃ!!
恵土「…へ?;ばぎ?;」
視られなくいよう、顔を逸らしながら叩いたが…
その焦凍の右頬ははれていた。
恵土「大ショック)
きぃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!・・;」
焦凍「どっかで見たような顔になってるぞ;ムンク」
恵土「どうか!どうか!
怒りをお静め下せええええ!;(土下座」
土下座しながら、何度も頭と腕を下げまくる中
焦凍「別に怒ってないんだが;」
恵土「えっと;こういう時はあ゛あ゛;(ぐるぐるあわあわ」
手を伸ばしながら冷や汗交じりに言い放ってきた。
が、それにも構わないぐらい余裕がなくなっており…
混乱しまくっていると
恵土「うあああああああああああああああ;(パニックぴよぴよ」
焦凍「…(くす」
くいっ
いきなり、顎を掴まれて目線を合わせられ…
ぴとっ
何かが、触れた感覚がした…