第24章 職業体験(初日)
恵土「…空って…
お父さんが、呼ばれたがってた名前…(ぽかん」
その反応に再び呆気にとられる中
エージェント「待っとったぞ。
はよ入れ^^(ちょいちょい」
手招きされるがままに入ると…
絨毯や家具などまで、一瞬で直っていたのが目に入った。
エージェント「ようこそ…
我が、エージェントヒーロー事務所へ(微笑」
恵土「…(わああああ」
ハッキリ言うと、素朴…
でも暖炉もあるし、レンガ造りで趣がある!
しかも2階まで吹き抜け!
あ、看板にすすがついてたのは暖炉の火でか。
エージェント「気に入ってもらえたようで何よりじゃ^^
本当に彼方に似とる(かっかっかっ!^^」
恵土「あはは^^;」
後ろ頭をかいてると…
精霊『凄い綺麗(ぱああ』
精霊までもがお気に召したようだ;(苦笑)
エージェント「寝る時や着替えの時は2階を使うとええ。
わししかおらんから安心せい。
エクシードが来たのが、つい昨日のように想えるわい(にこにこ」
そう視線を向ける場所に目を向けると…
壁に、エクシードの写真がかけられてあった。
しかも
雄英生だった時のお父さんと一緒に並んで、写ってて……
恵土「え?
ってちょっと待って!;
えっと、お父さんの享年が38歳。
今はお父さんが亡くなってから10年。
職業体験は15歳の時だから…
今から33年前!!?・・;」
エージェント「おお。
もうそんなになるか^^
かっかっかっ(にこにこ」
恵土「あの写真の時、何歳ですか!?;
(今とそんなに変わんない!!;」
エージェント「んー?
うーん…。
うーん!(腕組み」
深く考え込んで、頭動かしてる。
エージェント「65歳ぐらいかの?(ぽかん」
恵土「ええええええ!!??;」
エージェント「冗談じゃ^^♪」
恵土「あらああ;」
ずさああああ!!
気が抜けて再びずっこけた;
エージェント「それはそうと、着替えてこんか?
それとも、装備を先に作るか?ん?(にこにこ」
『この人、ホントは何歳!!??;』
そんな心境の中
私の職業体験は、始まりを告げた。
エージェント「わしはどっちからでもよいぞ^^♪(るんるん」
おまけに先は長そうだ;
続く――