第24章 職業体験(初日)
ちなみに言うと、その後の駅では…
相澤「本当に解ってんだろうな…;」
イレイザーが保護者の心境になっていたことなど
行く先を楽しみにする恵土は、知る由もなかった。
そして、神奈川――
恵土「おおー!!
バスケットゴール!(キラキラ」←バスケ好き
あまりもの興奮に、冷めやらぬ心境の中…
精霊『それよりもいかないとでしょ;
監視も頼まれてるのお忘れなく;』
恵土「え~。少しだけやっちゃダメ?(わくわく」
精霊『ダメ!;』
恵土「ちぇ~;」唇尖らせる
寄ろうとしたがやめて、それから真っ直ぐ向かうと…
恵土「おー!あったあった」
ちゃんと、伝えられた住所にあった。
極秘らしくて、付箋ぐらいの小さな紙に書かれてたけど
やっぱ地図の方が解りやすいって、これ;
精霊『?あのぼろ臭い看板?』
恵土「失敬な;
立派な紋所だぞ!
私には後光もはっきりと視えるぞ^^(キラキラ」
精霊『所々すすついてるじゃない』
恵土「ぐさっ)むっ;」
精霊『正式な名前だって
すすで隠れて読めないし、どうなってんの?』
恵土「てめぇいっぺんぶっ飛ばすぞコラァ!!(ぷんぷん」
精霊『本当のことでしょ!?;』
恵土「いくら本当だって言っていいことと悪いことがあらあな!」
精霊『やれるもんならやってみなさいよ!』
恵土「やってやらあ!!」
どぉん!!!
その直後
看板が建てられた建物から爆音が聞こえてきた。
恵土「爆発音!!?;」
精霊『え!?;あんたの襲撃じゃないの!!?;』
恵土「はっ!?;」
精霊『だってやりそうじゃない!
まず玄関は爆破してはいるんでしょ!?
前だって玄関スルーして、まず窓を爆破して入ってったじゃない!!
かっちゃんとやらの時!』
恵土「それは切羽詰まり過ぎてた時いいい!!;」
ってあれ?;
何で私たち、肝心な建物に入らないで
道のど真ん中で、こんなこと言い合ってるんだっけ?;←ふと気づいた