第22章 ヒーロー名
相澤「というのも、先日話した
「プロからのドラフト指名」に関係してくる。
指名が本格化するのは、経験を積み
即戦力として判断される、2、3年から…
つまり今回来た「指名」は、将来性に対する「興味」に近い。
卒業までにその興味が削がれたら
一方的にキャンセルなんてことはよくある」
峰田「大人は勝手だ!」
がん!
机を叩いとる;
気持ちはわからなくもないけど、ちょっぴし机が可哀想;
葉隠「頂いた指名が、そんまま自身へのハードルになるんですね!」
相澤「そ。
で、その集計された結果がこうだ。
例年はもっとばらけるんだが、二人に注目が集まった」
A組指名件数
轟4123
爆豪3556
常闇360
飯田301
上鳴272
八百万108
切島68
麗日20
瀬呂14
上鳴「だー!!白黒ついた!;」
青山「見る目ないよね、プロ」
切島「1位2位逆転してんじゃん」
瀬呂「表彰台で拘束された奴とかビビるもんな」勝己指さす
勝己「ビビってんじゃねえよプロが!!・・」
八百万「流石ですわ、轟さん」
焦凍「ほとんど親の話題ありきだろ」
麗日「わああああ(涙目&微笑」飯田を揺する
飯田「うむ」
峰田「ないな!怖かったんだ、やっぱ」出久を揺する
出久「んん;」
蛙吹「あら、恵土ちゃんの名前はないのね。
あんなに派手に活躍したのに」
相澤「ああ。恵土に関しては…
会社全部から指名が来たから、全部に行って来い」
どっがしゃ~ん!!
その言葉に、私は椅子ごとずっこけ
周囲『えええええ!!!!??・・;』
全員が驚愕に包まれた;
相澤「冗談だ。指名から好きに選べ」
複数から指名来てた人たち『ほっ;』
出久「なんだ…;」
葉隠「びっくりしたあ;」
焦凍「ギャグマンガみたいな反応はしなくていいぞ(ぽんっ」
恵土「そういうつもりじゃないんですけど!!;」
肩に手を置きながらそういうこと言わないで!!;
狙ってやったみたいに見えるじゃん!;
ただ無意識にやっただけなのに…;
相澤「これを踏まえ…
指名の有無関係なく、いわゆる職場体験に行ってもらう」
皆『!!』
そうして、再び解説に戻っていった。
何事もなかったかのように!!;←ここ重要!!(?)