第21章 見舞い
俺が微笑んでいる中
お母さんは、恵土と好きなだけ話し合っていた。
そして気が付けば、あっという間に昼になっていた。
そろそろ、昼ご飯を食べに行く時間だ。
轟母「良かったら、また来ない?」
恵土「ぱあ)はい!
ショートのおねしょ癖が何歳まであったのかまで教えて下さい!(敬礼」
ごぉん!!
恵土「拳骨振り下ろすことないじゃん、ショート!!;」←頭押さえ
轟母「あら、可愛い^^(くすくす」
焦凍「冗談もほどほどにしろ;」←しゃれにならないという心意から
恵土「え~。
でもちょっぴし聞いてみたい」←ただの興味本位
焦凍「聞くな(きっぱり)
それとお母さんも悪ノリしないでくれ;」
轟母「そうね(くすくす微笑」
そんな冗談めいた話しをしてから
恵土「では失礼しました(ぺこり)
手土産もなくってすみません^^;
おまけにベッドまで貸していただいて;」
轟母「いいえ。
今日は本当に楽しかったわ^^
ありがとう。
でも、無理して付き合ったんじゃない?
あなたのような性格の人が、前準備もなしに来るはずもないだろうし」
焦凍「どきっ!;)…;」←図星
恵土「いえいえ!
逆にこっちからショートの家に遊びに行ったぐらいで
…あ;
(しまった;自分からばらした」←墓穴掘った
轟母「そう(微笑)
これからも、うちの焦凍をよろしくお願いします(ぺこり」
恵土「あ、こちらこそ(ぺこり」
焦凍「…じゃあ、また来るよ。お母さん」
そうして、俺たちは一緒に病院を去っていった。
修業があるから面会は午前だけだと、昨日に話しておいた。
今からすれば、少し残念でもある。
こんなに、話が弾むとは思ってもいなかった。
母親は、ずっと笑っていた。
きっと…
恵土の言う気持ちと、同じだったんだろうと…解った気がした。