第21章 見舞い
結局、雄英体育祭のビデオを見たのは
かっちゃんと一緒に寝てから、次の日だった。
おまけのおまけに…
抱き着かれたまま寝る時の様子↓
恵土「すーすー^^」←幸せそう
勝己(だからやめろっつってんだろうが;)←腐るほど言った
恵土「かっちゃ好き、むにゃ//」←幸せMAX
勝己(心臓持たねえっつったろおおおお!!!;(ドキドキッ))←言ってない&ドキドキMAX
再び、その日一日中
かっちゃんはろくに眠れず、徹夜したそうです。
その結果…
勝己「死ねクソ菌があああああ!!!!・・(ごしごしごし」←イライラMAX&歯磨き中
勝己母「昼に起きてきて叫ばないで!!」
ということになったそうな…;
そして同時刻、デッ君の方では食事中で…
緑谷母「応援はするけど…
それは心配しないってことじゃないよ」
↑
7回も気絶、その内最後の2回は脱水症状らしい
緑谷「ズキ…)うん…」
リカバリーガール『こういう怪我は、今後もう治癒しない』
治す時にかけられた言葉を思い出すと共に
包帯だらけになった自分の右手を見ながら、想っていた。
緑谷(見てくれている人を、不安にさせていた。
誰も心配することのない、僕なりのやり方が要る!
それが
「僕が来た」って言えるようになる、スタートラインだ!!)
それから後、ビデオを見て解ったことがあった。
伝わってきたのは…
ショートが、エンデヴァーを憎んでいること
(より強い個性を持たせることだけを目的とした、ショートの母親との個性婚
自身がNo.1になれなかったことから、子(ショート)を作ったこと
母親が、ショートの5歳からの修業で傷付けられるのを止めようとして傷付けられたこと
精神的に追い詰められた母親が、左が憎いと煮え湯をかぶせたこと
等の理由からだと、はっきりと感じ取れた)
『奴を完全否定する』
そのために
左(炎(父の個性によって受け継いだもの))を使わずに、勝ち抜こうとしていたことも…