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越えてゆく者【ヒロアカ】

第4章 幼稚園時代




その頃…

私は、かっちゃんの家についた。


恵土「…9年ぶりだな(微笑」

勝己「いいからぱっぱと入れ」

家の門の前で、家を見ながら呟いた。


切島「なあ、俺も見たい!いいよな?」

勝己「あ!?ふざけんn
恵土「いいじゃん別に。
その方が賑やかで楽しそうだし」

切島「だよな!?^^

話しの解る奴がいて助かるぜb(微笑」

恵土「ふっ。あたぼうよb(微笑」

そう拳を突き合わせていると


勝己「けっ!勝手にしてろ!!(ずかずか」

家の扉まで、ずかずかと怒りを露わに突き進んでいった。

つまらなさそうに


切島「拗ねてるな、あいつ」

轟「俺は帰る」

切島「いやいや、ここまで来たんだから見てこうぜ?(微笑」


轟「いや、さっきの台詞から察した方がいいだろう。

9年ぶりの再会にもなると、邪魔になr
ぐいっ

轟「!?」

恵土「いいじゃん、行こう」

そう焦凍の腕を引っ張りながら、強引に入っていった。


そうして家、玄関にあがる頃には

手を離して…
かっちゃんのお母さんの声を、久しぶりに聴いた。


勝己母「帰ってきたんなら
ぱっぱと手ぇ洗ってうがいでもしな!」

勝己「うっせーな。
言われなくても解ってるっつぅんだよ!

ちっ。話したくねえ」
ばしぃん!!

勝己母「何か隠しごとでもあるんでしょ?

また喧嘩?」
勝己「ちげぇよ!!

恵土が戻ってきたんだっつの!!」


勝己母「!!」

がっしゃーん!!


それに、驚きのあまり目を見開いて…

手に持って、洗っていたはずの皿を落として割った。


勝己母「…え?

…今、なんて?」

勝己「恵土が帰ってきたって言ってんだよ!!」


勝己母「……

嘘をつくなら、もう少しマシな
勝己「嘘じゃねえ!
自分の目で確かめろ!!

今、玄関で待ってんだよ!」

諦めたような顔をしていた


それが、かっちゃんの言葉によって変わった。

ドキドキと響く心音…



うっすらと感じ取れる、焦燥感と

…ずっと、溜め込み続けていた感情が


空気を伝って、私に伝わってきた。




そして…

大きな足音と共に、玄関の廊下まで出てきた……


両目に涙を浮かべた、かっちゃんのお母さんが


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