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越えてゆく者【ヒロアカ】

第19章 誕生




これからの新生活は、大変である;
精霊『何よ!(ぷんぷん』

恵土「ごめん;

でも可愛いよ(同じぐらい」

精霊『!!

か、かわいい……?//(どきっ)


やだもうっ!
そんなこと真正面から言わないでよ!

恥ずかしいじゃない^^//(にやにや』でれでれ


恵土「じとー)ますます似てる))…」

にやけが止まらない所まで本当に;


恵土「あ、分離はどうやってやったの?」

精霊『自我を持っていたからこそよ。

互いの自我には干渉せず
それでいながら力同士が共鳴し合う様に融合されたの。


だから分離だって自我を持って行えば可能なのよ(キラン』

恵土「おー!なるほど!!」
精霊『無意識の内にやってたあんたが言うの?;』


恵土「え?」

精霊『束縛して、自由を失わせたくはないって思ってたんでしょ?(じとー&腕組』
恵土「ぎくっ!);」

精霊『その生み出された「私という自我」を失わせたくないって意思が働いたことで
無意識の内に分離へ反映されて、この結果となったってことでしょうね。

私が現れた時、面食らった顔してたし』

恵土「たはは^^;」後ろ頭かく


精霊『…ありがとう』

恵土「…え?」

私は礼を言われた意味が解らず、首を傾げた。


精霊『…守ろうとしてくれて。


…私を想って、その…
元来、自由や幸せとかを望んで…

笑顔でいられる未来を願って、そうしてくれたってことぐらいわかってるんだから//(ふいっ』


その顔はどこか赤らんでいて…

恥ずかしさすら含まれていて、なんか…


うん、なんか可愛いかった。



精霊『だから…ありがと!』

ぶっきらぼうに、不器用ながらに言葉にする姿を見て…

なんか、愛おしくて……


恵土「礼を言うのはこっちだよ。

お前が居なきゃ、私はきっと死んでた。


だから、ありがとう^^」
精霊『!//(かあっ!)

べ、別に気にしなくていいわよ。それくらい』しどろもどろ


恵土「大好きだよ(微笑&なでなで」

精霊『!!!////(ぼんっ!!)

はっ!?
そういう言葉簡単に吐き出すんじゃないわよ!!

私だけにぶつけなさい!!』

恵土「いやごめん、それは流石に無理;
かっちゃんと結婚するし」
精霊『なんですってえええ!!??;』


訂正しよう。

これからの新生活、楽しくなりそうだ^^

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