第17章 雄英体育祭
第2競技開始まで、あと5分…
凄く短く、それでいながら長い
『しょうもない』戦いが始まった。
~勝己バカの末路~
私は恵土。
今、解説席に居る。
そしてそこは
競技場が見やすい場所に位置していた。
(逆もまた然り=かっちゃんからも視える)
そして今
私は感知度を最大限まで高め、視線がない瞬間を探し
同時に、かっちゃんの視線が向けられる瞬間のみを模索していた。
恵土(…かっちゃん以外、誰も見ていない。
今だ!!(くわっ!!))
そして今!!
私は全力を持って、応援する!!!
恵土『かっちゃ!かっちゃ!!
LOVEかっちゃん!!
かちゃかちゃかっちゃん!!』
勝己「!!!!??・・(ぱくぱく」←言葉に出ない&金魚のように口がパクパクなってる
といった声を、テレパシーとしてかっちゃんのみに伝わるようにし
チアガールのようにぽんぽんぶん回しながら踊りまくる中
切島&相澤『n
恵土「!!(しゅばっ!!)
?」
切島&相澤『ん?』
解説席に戻ると同時にセットを隠し、すました顔して前を見つめ
再び視線がそれた瞬間、同様にしまくり
勝己(やめろバカ!!・・(ぱくぱく))←口パクで伝えようとするも
恵土『やだい!
LOVEかっちゃん!かっちゃん!!かっちゃん!!!かっちゃああああああああん!!!!』
勝己(うっせえ!!!・・;)
終いにはデッドヒートし
恵土『愛してるうううううううう!!!!!^^//♪』←負けじと大声
サンバみたいに凄い動きまくっていると…
相澤「じとー)・・」
恵土「…あ;」←必死になるあまり気付かず
どかばきどご!!
恵土「ピクッピクッ)…;」痙攣
マイク「…;
目ぇ離してた隙に何あったんだ?;
恵土、ちょいぼろになって;」←実況してた
相澤「茶番だ。
しょうもねえ(溜息」←日常茶飯事(恵土へのツッコミ)
それらの一部始終に対し
一番ウケてたのは
勝己「あのバカっ//)
っ~~~!!//(笑震&お腹抱え)
(しょうもねえ応援しやがって(ひくひく」←切島の頭を掴みながら痙攣
切島「?どうした?震えて(きょとん」←解ってない
他でもなく、かっちゃんで
いつになく、笑いまくっていたそうな(騎馬状態で)…
~おしまい~