第16章 とある昼休みの出会い
そうして笑い合ってから、中庭で見つめ合ってると
きーんこーんかーんこーん♪
突如として、チャイムが鳴り出した。
恵土「やばっ!!;予鈴だ!!;
絶対なれよ!ヒーロー!!(微笑)
またね~っ!!!(ぶんぶん&滝汗」
心操「ああ(小さく手を挙げる」
なぜか、笑えた。
うまく、笑えなかったはずだった。
それなのに…
あんなに無邪気に笑いかけるあいつを見て……
笑ったら、なぜか…
止まらなくなった。
ただ、嬉しかっただけかもしれない。
そういう人間がいる。
気兼ねなく話し合える、たった一つの存在が…
それが嬉しくてか…
ふと気付けば、笑っていた。
心操「…『ありがとう』は、こっちの台詞だ(微笑」
遠く離れていく背に、ふと呟いた。
そしてそれは…
小さく、中庭に響いた。
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そしてその後…
教室にて
相澤「遅刻した言い訳は?」
恵土「お花畑で夢見心地で寝てました^^;あははっ;(苦笑」
相澤「あははじゃねえ」
ばしぃん!
軽く小突かれました;
ちなみに
心操が、恵土のことについて色々と知っていた理由は…
A組の人に「洗脳」を使って、あらかじめ聞いていたのだとか。