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越えてゆく者【ヒロアカ】

第15章 悪夢




そんな脳裏によみがえるのは…

昨日の放課後、それまで恵土が過ごした日々を聴いた後のことだった。



相澤「一つだけ、頼みがある」

勝己「?」


相澤「これから先、何を知っても…

ちゃんと、あいつとぶつかってやってくれ。


お前でなきゃ、きっとできない。



頼む(お辞儀」


勝己「!!!」


いつの間にか…

俺以外に大事に想ってくれる人ができていたことに、驚いた。


ちゃんと、見てくれていることもまた同様に…



勝己「当たり前だろ」


そうぶっきらぼうに言ってから、帰った。




そんな夕焼けに照らされているのは

どちらも同じ。


一つ、違うとすれば…



場所と、時間ぐらいだった。





そして、今…

俺の腕の中に、閉じ込めていた。



失いたくない、たった一つの存在を……





恵土「…あ」

勝己「…?(あ?」


恵土「あったかい//(すりすり)

(気持ちいい♪」

勝己「はっ!?・・」

恵土「気持ちいい(もふもふ」

勝己「…他に言うことないのか?;」

恵土「ありがとう。

さっきも言ったから、せめて抱き締めたまま寝させて」再びベッドに横になる←勝己ごと
勝己「何でだ!!;」

恵土「抱き締めたいからに決まってるじゃん」
勝己「論点ずらしてどうすんだ!!;」

恵土「何言ってんの?

昔っからこういう仲だったじゃん(きょとん」

勝己「っ!

…ぶっ飛ばすぞ(ぼそ」

恵土「はいはい。俺様横暴」
勝己「イラッ)・・」


恵土「…愛してるよ、ずっと//(ぼそ」

勝己「!!

今、なんて言った!?(がばっ!!!」


思わぬ言葉に、顔をあげてみると…


耳まで真っ赤にしながら

未だに、俺の胸に顔をうずめてきていた恵土がいた。



勝己「!……

っぷ^^w」

恵土「なんだよ//」
勝己「くっくっくっくっ!!^^//」

恵土「なんだよぉ~!//(ごすごす」←軽くボディ小突く
勝己「うっせ//(にやにや」


照れ隠しが下手過ぎんだよ、ボケ



昔っからの

その表情に、今までの不安も何でもがふっ飛ばされた。


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