第15章 悪夢
勝己「まあ、俺の方が愛してるけどな」
恵土「むかっ)
こっちのが上だ(むすっ!!」←超絶負けず嫌い
勝己「俺の方が上だ」←プライドの塊
恵土「私の方が上!!」
勝己「俺のが上だ」
恵土「私が!」
勝己「俺が!」
恵土「私だ!」
勝己「俺だ!」
恵土「私だって言ってんだろ!!(くわっ!!」
勝己「俺だって言ってんだろうが!!!・・」
恵土&勝己『…………(睨』
恵土「譲らないね」
勝己「譲らねえな」
恵土「へっ。
私なんて、言葉に表し切れないぐらい愛してるぞ!!(ふふんっ」←親指で自分を差しながら得意げに
勝己「俺の方が上なぐらい愛してる」←即座に切り返し
恵土「んな!!・・;(ガーン!」←敗北感
勝己「へっ!(にや」←優越感
あ、しまった;
口開けたままショック受けてた!;
そして慌てて閉じると…
かっちゃん、にやつきながら見つめてきた。
逆にそれが…
すっごい腹立つ!!
恵土「む~~~~~!!)…」
ぷくぅ~!!
勝己「……
昔から見てて思ったんだが…
フグかハリセンボンのように空気すって頬膨らましてんのか?」
ばしぃん!!!
恵土「ちがわい!!」
勝己「じいいいいん)…(震)
んのやろ(イラッ!」←怒
恵土「私の勝ちだ!!私のが上だ!!」
勝己「はっ!!??ざけんな!!
俺のが上だ!!」
恵土「私だ!!」
ぎゃいぎゃいと
互いに抱き締め合ったまま言い合っていると…
終いにヒートアップして
恵土「そんなに譲れねえなら一っぺん死ねやあ゛あ゛あ゛!!・・(くわっ!!」
勝己「上等だボケええええ!!!・・(くわっ!!」
共に拳を振りかぶり合い
勝己&恵土『そっちが譲れええええ!!!!!!』
下らない喧嘩を、9年ぶりにした。
そうして…
10っ発ほど殴り合った後、身体がぐらついて倒れて
恵土「おわっ;」
勝己「ばっ!;」
どっすぅ~んっ!!
結果的に、ベッドに押し倒してしまった;
直後;
がちゃ
恵土/勝己『っ~;/どけバカ;』
勝己母「………(じとー」
タイミング悪く入ってきたあああああ!!!;
恵土&勝己『!!;』←硬直
勝己母「勝己、あんた…;(汗」
勝己「ちっちがっ!!;」
かっちゃんの運命や如何に!?;