第15章 悪夢
幼勝己「あぶねえ!!!」
どんっ!!!
幼恵土「うわっ!;」
俺が、3歳の時…
あいつを、乱暴に突き飛ばした。
自転車にひかれそうになってたから…
まだ、恵土が2歳1か月の時だった。
幼勝己「何で…んなことわかんだよ。
あんな乱暴な方法取ったんだぞ!」
幼恵土「それでも、嬉しいよ。へへっ//(微笑」
幼勝己「ぐっ!)!!(じわっ!」涙目
幼恵土「ありがとう、かっちゃん^^//(ぎゅうっ」両手を握る
幼勝己「っぅ;;」
真心をさらけ出して、そのまんまぶつかってくる。
丸出しで、バカで…
だまされやすくて……
そんなあいつだから、惹かれたんだ。
だから、結婚したいって思ったんだ。
幼勝己「俺と、結婚しろ」
幼恵土「けっこ?
ん~(腕組み)
かっちゃんが相手なら、何でもいいよ?(微笑」←よくわかってない
幼勝己「!!//(ぽっ)
よし!
絶対だからな!!
約束したからな!!//(ぎゅううっ!!(恵土の両手を、両手で握り締める)」←嬉しそう
幼恵土「うん!^^//
(よくわかんないけど、しあわせそうだからいっか。
かっちゃんが嬉しいと、私も嬉しいなあ~^^♪(るんるん」←無邪気に頷く&楽しそう
幼勝己「よし!!(ぐっ!!」ガッツポーズ
道路のど真ん中で、そんなやり取りをしていると…
勝己母「こら勝己ぃ!!
車にひかれるでしょバカ!!!
恵土も戻りなさーい!!」
幼勝己「やべっ!;逃げるぞ!!」
幼恵土「あ、うん!」
そう、手を引いて走る中…
俺は、想った。
ずっと、こうして居たいって……
木漏れ日が差し込む、真昼間
俺たちは…
幼勝己「…へへっ^^」
幼恵土「!
(ぱあ)…
あははっ^^」
走りながら、笑い合った。
手をつないだまま、どこまでも…
林の中に走っていきながら、笑い続けていた。
あの後、帰ったらコテンパンに叱られたが…
それよりも、それも含めてでも最高の一日だって思った。
俺は、その時から…
「あいつを、何よりも守りたい」って、想い続けていた。
今でも、ずっと……