第3章 個性把握テスト
勝己(…ついこないだまで道端の石ころだったろうが)
幼い頃…
出久『いいな~、かっちゃん。
個性かっこいいもんな~。
僕も早く出ないかな~』
勝己『デクがどんな個性でも、俺には一生かなわねぇっつぅの』
森で虫取りをしている時、そう会話していた。
勝己(道端の石っころだったろうが!(ぎり))
それから後…
でも、きっと…
それまでの道のりは、大変だったんだろうと思う。
こっちと、同じように……(掌を見つめる)
といっても、私に似てるなって言ってくれた
先代の、ワンフォーオール持ち主
「志村さん」に会ってなかったら、きっと気付かなかったと思う。
八木俊典(やぎとしのり)さんが
現在のワンフォーオールの持ち主、オールマイト。
当の志村さんは
6年前に、死んでしまったけれど…
笑いかけてくれた、あの人が好きだった。
私も、戦いたかったのに。
動いちゃダメだって、無理やり意識を奪われた。
バカイレイザー…
ナイトメアめえええ!!かっこ怒りぃいいいい!!!!
恵土「ゴゴゴゴゴ)…」
真剣な眼差しで顔色が黒ずみ、背には炎が見えていた;
切島「なあ、なんか怒ってね?;」
出久「どうしたの?;一体(おろおろ」
勝己「恵土に触れようとすんじゃねえ!!!(くわっ!!」
そんなこんなで…
他も全部、測定不能だったのかというと……
~持久走~
一瞬過ぎて
『測定不能』
~上体起こし~
分身レベルだったため
『測定不能』
~長座体前屈~
やっぱり限界があって
『測定可能』
勝己「数値出せやあ゛あ゛!!・・(くわっ!」←まだ張り合ってる;
恵土「これが限界だあああ゛;」
八百万「限界はありますのね;これだけ」
恵土「体の柔らかさは別なんだよ;(しゅううん」しょげた
だが、普通の人よりはいい方で
10段階中、7だったらしい。