第3章 個性把握テスト
相澤(性懲りもなく玉砕覚悟の全力か、
はたまた萎縮して最下位に収まるか…
どっちに転んでも、見込みはない)
除籍させようとしているのは、目に視えてた。
果たして、どう打開するか…
あの個性…
見た限りじゃ
おそらく、オールマイトにもらったものだ。
だとしたら、生かす方法はただ一つ。
一点のみに集中して、解き放つ。
最小の怪我で
最大限の力を流し込んで集中させれば、いける。
肉を切らせて骨を切る事になるが、気付くかどうか…
出久(相澤先生の言う通りだ。
これまで通りじゃ、ヒーローになんてなれやしない。
僕は、人より何倍も頑張らないとダメなんだ!
だから全力で、今僕に出来ることを!)
出久『SMASH!!!』
一瞬の、人差し指の先からの閃光
と共に、爆風と共にボールが飛んでいった。
「705.3m」
出久「あの痛み…程じゃない!!)
先生…
まだ、動けます!(涙目&拳握る」
相澤「こいつ…(微笑」
オールマイト(力の調整はまだできない。
行動不能になるわけにもいかない。
最小限の負傷で、最大限の力を…
なんだよ少年!かっこいいじゃないか!)
麗日「やっとヒーローらしい記録出たよ!^^」
飯田「指が腫れ上がっているぞ」
青山「スマートじゃないね」
勝己(個性の発現はもれなく4歳までだ。
ありえねぇ…
けど実際…)
おい…
どういうことだ!訳を言えデクてめェ!・・』
出久「ひっ!?」
ざっ!
即座に間に割って入ったが…
相澤「…ったく何度も何度も個性使わすなよ。
俺はドライアイなんだ」
(((個性すごいのにもったいない!)))
雄英高1-A担任、相澤消太。
個性、視た者の個性を消す。まばたきすると解ける。
相澤「時間がもったいない。次準備しろ」
そう言いながら
かっちゃんの動きを止めるために包帯で縛ってたのをといた。
おそらく、かっちゃんは…
気付いてなかったんだろうな。
与えられた個性を、使っているんだってことに……