第3章 個性把握テスト
きっと、かっちゃん…
今、頭の中がぐじゃぐじゃだろうな。
無個性ってことで、やいのやいのやってたし
整理がつき切れないだろうし…
そう思う中
相澤「んじゃパパッと結果発表。
トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ」
出久(最下位は…除籍…(ごく))
そうしてみると、デッ君が最下位(20位)だった。
恵土「あれ?私は?」
相澤「お前は数値化できないぐらいやり過ぎたから言うまでもないだろ。
面倒だからランキングに乗せなかった」
恵土「はっ!!??;」
相澤「手を抜けないお前が悪い」
恵土「仕方がないだろ!!;
いっつも全力戦闘やってたじゃん!!
48時間MAX戦い続けてきた修業でどうしろって!!??;
意地悪!!バカイレイザー!!!;(ぷんぷん」
相澤「ちなみに除籍はウソな。
君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽」
『はあ!!?』
そう驚く三人をよそに…
恵土「スルーすんな!!;」
相澤「ちゃんと加減しろって言ったが?(ふいっ」
恵土「があああん!!!;)・・;
(ずーん)…(しくしく」両膝抱え
八百万「あんなの嘘に決まってるじゃない。
ちょっと考えれば分かりますわ」
((気付かなかった…))
っていうか、デッ君の顔
ムンクの叫びみたいになってる;
おそらく、デッ君が受け継いだんだろうな。
オールマイト、6年前のあれから
3時間しか動けなくなってるから。
たぶん、オールマイトもまた
力が失っていくんだろうな…
志村さんみたいに。
瀬呂「ちょっとヒヤッとしたな」
切島「俺はいつでも受けて立つぜ」
出久(最下位からのスタート…
これから学んでいくんだ。憧れに近づくために!)
そんな心中の中
時は、進んでいく。
これから家に帰って
次の日の授業の準備をすることになるのだが…
急きょ、かっちゃんに家へと呼び出されることになった。