第13章 平和な日常へ
ぶぶっと鳴いて、私の腕に止まった虫。
それは、風が逃げ出す先である
窓に向けて飛ばされていったそうな…
虫「あ~れ~!;」
キラーン!!
注意:星の彼方になったかまではわかりません。
『そんな発言は要らん!!;』
風と私が落ち着いてから…
切島「ものは吹き飛ばされてないからいいものの;
大丈夫か?;恵土」
恵土「虫怖い(がたがた」両膝抱え
切島「なあ爆豪、どうして虫が嫌いになったんだ?」
勝己「あ?知るか」
恵土「がくがく)…」
轟「修業でもされたか?」
恵土「ビクッ!!)・・」
轟「図星か;(汗」
恵土「…縄抜けの練習をしていた時、事件は起こった」
瀬呂「いきなりナレーション口調?;」
恵土「最初に言い出したお父さんが
お母さんとベタベタするのに夢中になってて
私のこと、そのまま忘れ去られてた」
『ひどっ!!;』
暗い表情のまま、私は両膝を抱え込んでいた。
恵土「最初は大丈夫だって思ってた。
だって、出来るって思ってたから」
麗日「夏じゃないよね!?;
それ結構危ないよ!?;」
恵土「うん。
まだ初夏の時だったから暑さは大丈夫。
でも…そこには……(がくがく)
いたんだ、得体のしれない恐怖の獲物が」
芦戸「なんだろ?」
葉隠「エクシードが飼ってるくらいだからワニ?」
勝己「どうせGだろ」
恵土「いやああああああ!!!!;」
『そんなに怖がらんでも;』
恵土「両手足を縛られていた。
身動きが取れなかった。
ふと気付けば、足に違和感があった。
そこに目を向けてみると、登って来ていた。
かさかさという音、肌に突き立てられる感覚(黒」
女性陣『やだやめて怖い!!!!;』
恵土「そして!!
気付けば…それは胸元までのぼって来ていた」
女性『いやああああああ!!!!;』
恵土「胸、のど元、顎…
そして!」
女性『やめて!想像させないで!!;;』
切島「あっという間に断末魔だな;(汗&苦笑」
恵土「目を開けると見えたのは…
Gの腹…
そして!
動めく足だったあ゛あ゛あ゛あ゛!!!(くわっ!!&黒」
女性『きゃああああああああああああああああああああ!!!!!;』
虫を怖がる理由、解る?;