第12章 各々の胸に
相澤「おい、起き上がれ;」
恵土「………・・;(ぐるぐる」
それから、意識が戻ったのは10分後だった。
恵土「ええ!!!??;
私がイレイザーと相部屋!?・・;」
相澤「頷)ああ、そういうことになった」
恵土「何で!?
やだよ!なんでこんなむさいおっさんと!!(ビシッ!!」
相澤「俺もお前のような奴と相部屋は勘弁だ。
やかましくて仕方ねえ。
あと指さすな(溜息」
恵土「毎日ボケとツッコミやってんのに何で!?;
そもそもどうして私が男と相部屋!?
意味わかんないよ!!;」
相澤「お前の頭(思考回路)が意味解んねえよ」
恵土「失敬な!!><;」
相澤「お前の存在そのものが失敬だ」
恵土「がーん!!!!・・;」
相澤「やれやれ。
何でこんなのと相部屋なんだか(溜息」
ガシガシと後頭部をかいていると…
恵土「…私は、死んでいた方がよかったんだ(ずううん&遠い目」
相澤「やめろ」
恵土「だって、そういうことじゃん;(じめじめ」両膝抱え
相澤「違う。
そんなネガティブは久しぶりだな」
恵土「…ごめん」
相澤「ん?」
恵土「私が、救けにはいるのが遅すぎた」
相澤「気にするな」
恵土「…でも」
相澤「俺の不手際だ。
お前が抱え込む問題じゃない。
それよりも安心した。
あれは使わなかったんだな」
恵土「…あれを使ったら
きっと、目を覚まさなくなる。
それぐらい、肉体を酷使する。
それに比べれば、ゼロドライブはダンチだ。
『最小の力で最大の威力を発揮するため』だけの技だからな」
相澤「あれを生み出した時は一番驚いたがな。
なんせ、見た目はあの状態と瓜二つだ」
恵土「あはは^^;
ご心配をおかけしました(ぺこり」
相澤「それより寝ろ。
明日は早いぞ」
恵土「え?
相澤「?明日は学校だろ。
今日は臨時休校で休みだ」
恵土「…え?・・(目が点」
相澤「明日からまた学校だ。気を引き締めろ」
恵土「ミイラ男の襲来だあああ゛あ゛あ゛あ゛!!!;(怯え泣き」
相澤「おい殴るぞ」
恵土「びええええええええ;;(涙」
向かいのベッドにいるあいつを殴りたいと
その時、俺は本気で願った。