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越えてゆく者【ヒロアカ】

第3章 個性把握テスト




恵土「えええええ!!!??;

個性無しだったら全力でやってもいいでしょ!?;」

相澤「あまりもの加速で物質を消滅させてどうすんだ。

大気摩擦を越えていいとまでは言ってなかったが?」


恵土「うっ;」
相澤「言われなきゃ気付かなかったか?」

恵土「つ、次だ!!」

相澤「二回やって遠くまで行った方だから、どっちにしろ測定不能だがな」

恵土「くぬっ!!」

そう、小さく構えて投げたのだが…


きいいいいいいいいいいいいいいいいいん

どっごぉおおおおおおん!!!!


恵土「………・・;(ぱくぱく」

あまりもの結果に、開いた口が塞がらなかった;


相澤「衛星まきこんで爆発させてどーする。

はい、恵土の番は終わり。次、切島」

切島「!はい!

っていうか、こんな結果の後で
何やっても大したことがないように見えねえ?;」


恵土「待って!;もう一回!!;
次こそ気を付けて数字をおおおおお;」

相澤「ダメだ。次回れ(きっぱり」
恵土「後生だあああ゛あ゛;;(わあああん&土下座拝み」

相澤「次回らねえと効率悪いだろ。

悪い見本は終わりだ。


次、50m走計るぞ(黒睨」
『はい!!;』


恵土「うあああああん;;」

勝己「おら行くぞ恵土!!」
がしっ!!

勝己「次は勝つ!!」←張り合ってる
ずるずる

恵土「数字いいいいいい;」←眼中無し


出久(完全にすれ違ってる、この二人;

って言ってる場合じゃなかった!!;)



そして50m走…

飯田、エンジン(足速い)

麗日、無重力(触れたものを軽く)

青山、へそからビーム(持続時間が短く、1秒以上射出するとお腹壊す)

勝己、爆破(爆速)


などなど、個性を生かして数字をあげていく面々だったが…


相澤「次、恵土」

その言葉と結果には、必ず目と耳を傾けていた。


恵土「…;

はあ(溜息)
まあいいや、数字に出なくても。


とりあえず、全力でやろう」


そう言って、前にかがんだ。

でも、手を土につけることはなかった。

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