第3章 個性把握テスト
出久(そんな…8種目も!?僕はまだ調整なんて…;)
そう焦る僕の共通とは裏腹に…
相澤「生徒の如何は俺たちの自由。
ようこそ。
これが雄英高校ヒーロー科だ」
そう、髪をかき上げながら笑って
相澤「これから3年間、雄英は全力で君達に苦難を与え続ける。
更に向こうへ…PlusUltraさ」
そう上を指さす相澤に対し…
恵土「まーた始まったよ。
スパルタ指導」
切島「?知り合いなのか?」
そう唇を尖らせながら言う恵土ちゃんに
切島君が尋ねていた。
恵土「知り合いも何も…
あのバカイレイザーに毎日監視されてるようなもんだし。
個性が暴走したら危ないとかで、それを押さえられるからさあ。
私の父親の弟子だかで、引き取ってくれたのは有難いんだけど…
せめて50時間ぐらいは戦闘続けたいってのに(ぶつぶつ」
((普段、どんな生活してんだ?;))
相澤「つーわけで、次恵土。
おら、投げろ」
ばしぃ!!
恵土「・・・
後頭部に投げるなよ・・(怒り震え」
出久(怒りはご尤もだ^^;)
相澤「ぱっぱと投げねーと『-5000m』にするぞ。
それとお前はマイナス最下位だろうが、除籍はなしだ。
特例で」
恵土「っていうかマイナス最下位って何だよおい!!;」
相澤「あと10秒~。
はい、9~8~」
そうカウントダウンしていく先生に対し
恵土「解ったよ投げるよ!!;
投げりゃいいんでしょ投げれば!!;」構える
切島「大変だな、恵土…;」
勝己「けっ」
そう、円の中で投げる構えをしてから…
相澤「はい、5飛ばして1~」
恵土「ずりゃあ!!」
そう言いながら投げる少し前、相澤先生の髪が逆立った。
恵土ちゃんに目を再び向けると
きいいいいいいいいいいいいいいいいいん
キラーン
『唖然)…え?』
一瞬で塵となってボールそのものが消えていった…;
恵土「よっしゃ!
絶対最大飛距離いったぞ!!(ぐっ!」
相澤「ん」
そう画面を向けられて、見てみると…
『測定不能』
恵土「………え?;」
相澤「お前の馬鹿さ加減も測定不能だな。加減しろ」
溜息交じりに怒られていた;
やっぱりすごい;