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越えてゆく者【ヒロアカ】

第11章 真実




恵土「俊典、さん…

イレイザーにも言ったこと、あんただから言うよ。



空間に変調が訪れれば、すぐに解った。


だから…

あいつが、空無が現れるのが近々だってことは解ってたんだ。



私があの夜、力を放ったことで

空無は、違う場所に移動した後で
空間に影響を与えるほどには発動できなくなっていた。


でも、ここ最近になって

空間に干渉するほどのエネルギーを感じ取れるようになった。



だから、近々

息の根を止めようとしてくるんだってことは解ってた。


だから…

今、ここで決着をつけないと!!



それを決めていた。

その上で、私はこうすることを選んでいた!



何が何でも…

今!やらなきゃ!!


そうでなきゃ…

もう、チャンスは巡ってこない!!!



私の命は…

もう、もたないからっ」


叫んでいながらも

その言葉は、非常に小さく…


オールマイト一人を除いて、聴こえていなかった。



オールマイト「知ってるよ。

身体に大きく負担がかかることも


それが、どうあっても治せないことも…



でもね、これからの未来は

それだけじゃない、全ての人間の手にかかってる。


君一人だけが、背負わなくていい。



あの師匠が殺された夜

しょげてた僕に、君は言ってくれただろ?


『一人だけで、全ての結末が変わることはない。


一人で抱え込んで

そんなこと(一人で無茶)をすれば、師匠は怒るだろう』って。




だから…大丈夫。


今は、ゆっくりと休んで

しっかり、みていてくれ。




大丈夫!

もう、あの事件(赤い夜)のようにはさせない。


今度こそ、私が救けに行くから(微笑」


恵土「…俊n
オールマイト「その呼び方、他の人たちがいる前では禁止ね?^^;」


恵土「…ふっ。


聴いてくれて、ありがとう。

オールマイト(微笑」

オールマイト「うん!^^」


その言葉を聴いたオールマイトは

とても満足げに、強く頷いていて…


どこか、安心した(微笑)



恵土「…」


そんな中…

どこか安心したように、気が抜けて……


ちらっと空無を見ると

それは黒霧の力によって、去っていった。



そんな中、決着をつけようと

一人の男が、動き出した。


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