第9章 田中恵土:オリジン
恵土「黙れや、ああ?
そんなに食らいたいか?
かっちゃんママ直伝、プロレス技フルコンボ・・(ゴゴゴゴゴ&ギラン」
勝己「うっ;(たじっ」
『爆豪が押されてる!!;』
変な劇場となった;
そして
出久(かっちゃんがイジられてる。
信じられない光景だ。さすが雄英!)
一人が頭を抱え
八百万「低俗な会話ですこと」
麗日「でもこういうの好きだ、私^^」
一人が笑っていた。
飯田「そういえば聴いてなかったな。
何で恵土君はヒーローを志したんだい?」
恵土「?」
切島「そういや聞いたことなかったな」
麗日「やっぱり知りたい!(キラキラ」
恵土「え;」
上鳴「でも無理やり入れられたんだろ?」
障子「やはりないのか?」
常闇「父の光明に惹かれてなるか?」
恵土「えっと…
話してもいいけど、つくまで結構重くなるぞ?」
そう了承を取ろうとすると
出久「あ、僕も聞いてみたい!
あの事件から、何があったのか…
ずっと、聴けないままだったから!
ね、かっちゃん」
そう同意を求められた本人は
勝己「あ!?知るか、そんなの!!」
突っぱねまくっていた^^;
まあ、とにもかくにも…
話さなきゃいけないことに、変わりはなさそうだ。
恵土「はあ。
でもまあ、かっちゃんは聴いたでしょ?
あの警察官に、私がここ(雄英)に入るってことぐらいは」
そう言いながら、マントをはずした。
そして上着のボタンをはずし始めると…
峰田「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!////」
一人が嬉しそうに身を乗り出してきた。
それでも、そんなことよりも…
『話さなきゃ、大事なことは伝わらねえままだぞ』
そう、イレイザーからもらった教えが
『話してくれて、ありがとう。
辛かったのに、話してくれたんだな。
大丈夫…
私が、守るから(微笑)
そのために、私は行くんだ!
あの男との決戦に!^^(にかっ!』
そう、志村さんと別れ際に
交わした言葉が、私を突き動かした。
動けなかった私が、動いた。
話そうとすることから逃げ出さないで
真っ直ぐに向かい合う。
それが…
相手と話す時に、すべきことだ。
そんな心中と共に、私は上着の下部分だけ脱いだ。