第8章 学校生活
~おまけ~
悪乗りの産物
実際にやったのは、その次の日の朝である。
恵土「周囲の水分をもとに大きくなって
大きな荷物を持ったり
護ろうとクッションになって救けてくれる!
小さくなって持ち運びも自由!
夏場は冷たく
暑い時には周囲の空気を冷やして涼ませてくれる!!
飲み水として、大きくなった分の水を飲むことも可能!
家につけば、周囲の汚れを見過ごさず
どんな汚れもたちまち分子レベルに小さくなって落とす!
風呂のカビなどは一瞬で漂白!!
埃などは一瞬で綺麗に吸い取る!
その体内に吸い込んだゴミは
自身でまとめて圧縮して、ゴミのみに分けてゴミ箱に捨てられる!!
食糧も不要!排泄物もない!
あるのは意思を通わせ、救けようとしてくれる心!!」
拳握り締めながら叫ぶ中
熱が入り、CMみたいになっていた。
それに乗り出したのが…;
切島「すっげぇ!気になる値段は!?」
恵土「なんと今がお得!50円!」
轟「買おう(キラン」いそいそ財布取り出す
勝己「買うな!!・・」
恵土「でもねえ、エージさん。
周囲の水分っていえば、何が考えつく?」
切島「?それは…
雨水とか汗とかそういうのまで?;」
恵土「そう。
消えないために周囲の水分を取り込むけれど
それって、汚いものって混ざってることありますよねえ。
ですが、今なら何と!
自動で自身をろ過する機能をお付けします!
おまけに感染症にかからないため
その中に含んでいるであろう菌やウイルスは全て死滅!」
切島「でもお高いんでしょう?」TVショッピングの真似
恵土「いえいえ!
それがなんと!
全てひっくるめて、たったの100円!!
お買い得は今だけ!
何と缶ジュースよりも安く買える!!
需要の方が何よりも高い!!」
切島「なんてお得!!」
恵土&切島『買いたい人は、こちらまでどうぞ!(ウィンク』
『買ううううう!!!(ギンッ!!』
凄まじい勢いで、周囲が殺到してきたそうな;
『ぎゃあああああああああ!!!!!;』
結果、もみくちゃにされた私たち二人だけが残りました;
蛙吹「営業にも向いてそうね、恵土ちゃんと切島君」
麗日「うん^^;」
淡々と感想が述べられた;