第7章 戦闘
切島「俺は俺で用事があるから無理だけど
またよかったら来いよ?
お前といると楽しそうだし(微笑」
そう話しかけてくるエージに
私は嬉しくて、笑いながら頷いた。
すると、エージは笑ってから
『じゃあなー!^^(ぶんぶん』左手を振りながら去っていく
『また明日ー!^^♪(ぶんぶん』両手振る
轟「可愛いな(ぼそ」
恵土「?」振り返る
轟「何でもない」
そうして…
道中の中でも、電車で昔の話をしていた。
最初の出会いは
車にひかれそうになったショートを助けたことだった。
エンデヴァーの子供だというのは
実際に本人に会って、自慢を聴いていたから知っていたけれど;
まあ、それはそれとして置いといて。
恵土「あの後、不良に絡まれたんだっけなあ」
轟「正確には誘拐未遂だったらしい」
恵土「え?;」驚
轟「あとで聞いた話だ。
不良だと思っていたようだが
実際には、ただの誘拐犯だったそうだ。お金に困っていた」
恵土「あー。だからお金せびられたんだ」
轟「ああ。
俺が、No.2ヒーローの子供だからだろ」
そういった直後…
なぜか、闇が見えた気がした。
恵土「そっか…
大変なんだな」
轟「ああ」
しみじみというと
隣の席で、少しうなだれていた。
恵土「こっちもこっちで、2歳の時に誘拐されかけてさ。
2度ほど」
轟「!!
大丈夫だったのか?」
恵土「あ~、うん。
悪意が見えたからビービー泣いて、気付いたら吹っ飛んでた;(後ろ頭かく)
あはは^^;(苦笑」
驚きながら、即座に私の方を向くショートに
左手で後頭部をかきながら苦笑交じりに言うと
轟「そうか。よかった(微笑」
恵土「それから3歳の誕生日プレゼントに
『修業を毎年プレゼントだー!』って言って
3歳から修業を、毎日10時間はするのが普通ってなった(唇尖らす」
轟「…;
お互い大変だったんだな;」
安心したように一息ついてから…
なぜか、最後の台詞がとても感慨深く聞こえた。
それから後
エージは、5歳でヴィランに対抗するために修業で吐かされたと聴いた。