第7章 戦闘
轟「ちょっと待て。
つまり…
お前の高祖父母の内の誰かが持っていたということか?」
恵土「頷)うん」
『おお~』
なぜか感慨にふけってるし;
八百万「他の個性に意思を持たせることは可能ですの?」
恵土「そうだね。可能っちゃ可能だ。
この世の全ては、エネルギーをもとにできている。
その多種多様に存在するエネルギー全てを、私は扱えるから。
そして個性の発動条件は、発動しようとする
意思の伴ったエネルギーをもとにして発現されている。
その個性の発現までに至るエネルギーに干渉し
止めるように働きかければ、相手の個性の発動を禁止できる」
上鳴「ますます勝ち目ねえじゃん!;」
恵土「ただし、相手に触れないと無理。
その辺が爺ちゃんと同じなんだよね。
個性を封印する個性」
轟「なるほど。
応用の仕方も、それこそ幅広く存在するってことだな」
恵土「うん。
目くらましに光や炎や風で台風つかったり
氷で身動きを取り辛くしたり拘束したり
雷で感電させたり帯電させて動きを加速させたり」
その直後…
『強過ぎて何も言えねえよ、それ;』
っていう空気が流れたように感じた。
といっても…
切島(すっげぇ!すっげぇ~!!すっげぇ~~!!!//)
一人は、その説明に感心すると同時に興奮しまくっていた。
そういえば、志村さんも
『凄い!!最強じゃない!
あんたがヒーローになれば鬼に金棒よ!!//(ぱああ』
って嬉しそうに言ってくれたっけなあ;
まあ、それはそれで置いとくとしておいて…
恵土「なあ、ショート。
放課後暇か?」
轟「?放課後か…
晩に姉さんが手料理を作ってくれるんだが、食べに来るか?」
恵土「ぱあ)いいの!?(ぶんぶん」
轟「ああ;(その尻尾は何だ?;」
何でか、勝手に尻尾が生えてぶんぶん振っていたそうだ。
『格闘術の達人みたいだった!』だの
『歴戦の武闘家!!』などなど、沢山言われたが…
それよりも私の興味は、ショートんちの晩ご飯に移っていた。