第7章 戦闘
切島「え?
つまり、子供にまた全部受け継がれるってことか?;」
恵土「そうなるね、理論上は;
イレイザーが言ってた個性だって遺伝されたわけだし」
『ええ!!??』
恵土「といっても
その『Kaleidoscopic Energy Integrate Trance Operation』って個性は
もともと、自分自身の意思が宿ってあるから
宿るか宿らないかを決めて、拒絶とかもできるらしいよ。
もし拒絶されたら、産まれる前に死んでた所か消滅してたらしいけど;」
それに『へえ~』と感嘆する面々ばかりだった。
恵土「音波、光、風、炎、氷、雷、空気、
魂、波動、波長、重力、分子、原子、電子、物質、
運動エネルギー、位置エネルギー、弾性エネルギー、磁気エネルギー、
原子核エネルギー、熱エネルギー、光エネルギー、電気エネルギー、
静止エネルギー、音エネルギー、ダークエネルギー、イオン化エネルギー…
物質も世界も、エネルギーの集合体。
それらのエネルギーと一体化する個性のため
それら=世界そのものが存在する限り、いつでも復活可能。
意思を持った個性のため、自動で回避や反撃も可能。
昨日、扉の物質を生み出せたのだって
エネルギーを通して全く同じものになるように
物質化する際に、同じ配列になるようにして行うことで復元させたんだ。
治癒に関しても同様。
遺伝子配列同じになるように、エネルギーを通して同一化。
私が自身にする超速治癒だって
エネルギーが勝手に周囲から集まって、回復していくんだ。
でも、やっぱり自身で
思ったタイミングで、自由自在にできるようにならなきゃ意味ないから
頑張ってコントロールするようにしてるんだよね。
やっぱり戦うなら
同じ条件でじゃなきゃ、勝った気がしないっていうか…
まあ、他の個性は29種類あるから
その分選択肢も視野も増えるからやりやすいけど
多過ぎると判別に困る;
いかし方も無数に存在するし」
そう、自身の持つ個性について語った。